田中豊茂

特別講師

プロフィール

1953年生まれ。日本家紋研究会理事。兵庫県丹波篠山市在住。
1996年よりウェッブ「家紋World」で家紋と名字の歴史、「風雲戦国史」で戦国武将の家紋・系図、戦国史の情報を発信。一方、丹波・播磨・但馬地方の家紋や名字、戦国史のフィールドワークを行うかたわら、地元篠山でボランティアガイドを務め「家紋」をベースとした歴史のおもしろさを伝える活動を行っている。主な著書『家紋散策』『信濃中世武家伝』など。
http://www.harimaya.com/kamon/

家紋:丸の内に違い矢羽

家紋フェスについて

小学生のころ、社会科の教科書の源氏と平氏の系図を見て、歴史好きになった。
系図を調べ出すと、日本史のなかでも鎌倉時代から戦国時代に惹かれるようになった。
また、系図に嵌っていくと、家紋の世界にも嵌っていった。
造形としての家紋の素晴らしさ、ただの造形ではない家の歴史との深い関係、
あれから半世紀、いまも系図・家紋・武家の歴史に嵌り続けている。
そんな自分にとって、家紋フェスティバルは待ちに待っていたイベントというしかない。
昨今の実感として家紋への関心が高まっている気配が濃厚だ。
その充満しつつある気配に大きく火を点け爆発する、家紋フェスへの確かな予感である。